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墓石の雑草のお手入れが面倒……墓石のお手入れ方法3つ

墓石の周りに、雑草などが生えてしまうこともあります。
霊園は「管理費」を徴収しますが、この「管理費」に関しては基本的には共同部分(水場など)の整備に使われるものであって、個々の墓石の面倒までは見てもらえないことが多いといえます。
このため、この「雑草」への対策は、個々人で考えていかなければなりません。

今回は、墓石の周りに生える雑草対策を3つ紹介します。

墓石の雑草と手入れ方法

まずは自分たちで対策を行うことを考えて~除草剤と防草シートなど

「墓石周りに生えてくる雑草のお手入れ」と聞いてまず思い浮かぶのは、「自分たちで定期的に草むしりを行うこと」でしょう。
墓参りのシーズンといえばお盆やお彼岸ですが、月に1~2回のペースで足を運ぶことができればベターです。
故人に挨拶もできますし、お供え物を変えることもできます。
お墓と向き合うことで心を静かに保てるというメリットもあります。

「毎月通うのは難しい」ということであれば、防草シートや玉砂利の導入を検討してください。
これらで対策をすれば、雑草を生えにくくすることが可能です。
定期的にシートを変える手間はかかるものの、足しげくお墓に通うことはできない……という人にはこの方法がおすすめです。
また、面倒な場合はコンクリートなどを流し込んでしまって、物理的に雑草が生えてこない環境を作るという方法もあります。

「除草剤」は非常に便利なものです。
草を抜き取る必要もありませんし、しっかりと雑草を枯らすことができます。
虫が苦手な人であっても扱えますし、とても手軽です。
ただ除草剤が墓石についてしまうと、墓石が変色してしまうこともあります。
また霊園によっては除草剤の使用に慎重な立場をとっているところもあります。
そのため、除草剤を使うつもりであるのなら、一度霊園側に確認した方がよいでしょう。

近場に住んでいる人ならば、「自分でお墓周りの雑草を引き抜き、お手入れをすること」をおすすめします。
これはお墓周りをきれいにして故人に喜んでもらうということだけではなく、故人と話し合い語り合い、自分の心を平らかに保つ効果もあるからです。

お墓のお手入れをしてくれる代行サービスを利用する

現在は「お墓参りサービス」などのサービスを提供している会社があります。
これは「遠方に住んでいたり、足腰を痛めてお墓になかなか行けなかったりする人(家庭)のために、代理でお墓参りをします」というサービスです。
実費でお供え物を供えてくれるところもありますし、「1000円程度の花でよければ、無料でお供えします」としているところもあります。

このようなサービスのなかには、「雑草の退治」が含まれているものもあります。
雑草を引き抜き、除草をしてくれるわけです。
また、サービスによっては「除草剤の散布も無料で行う」としているところもあります。

多くの場合、この代行サービスは「お墓の掃除」とセットで提供されています。

金額はサービスによってさまざまで、明確に「〇円」と決まっているものではありません。
また、「そのプランのなかに、ほかにどんな作業が含まれるか」によっても値段は大きく違ってきます。
加えて「雑草を引き抜くなどの簡単な作業までとする」としているところもあれば、「植木の剪定までをも行います」としているように、同じ「植物の手入れ」であってもその内容には違いがみられることもあります。

ただそれでも金額の相場を求めるとするのであれば、10000円~30000円程度……といったところでしょう。

「1週間に1度お願いします!」と言うにはかなり高額な金額ですが、1~3か月に1度程度ならば頼める……という人も多いのではないでしょうか。

この「墓参りサービス」「お墓の代行サービス」は、なかなかお墓に行く時間が確保できない……というご家庭におすすめです。
特に、「妻の実家は新潟で夫の実家は東京、それぞれ一人っ子だが、今は自分たちは大阪に住んでいる」などのようなケースでは、特に頼りになるでしょう。

お手入れができないことが確定しているのであれば、埋葬方法を選ぶのもひとつの手

「自分たちは大阪にいるので、もう地元に帰ることはない」
「自分は今大阪に住んでいるが、子どもは北海道と沖縄に行った。戻ってくることももうないだろう」
などのように、初めから「お手入れができない(あるいは極めて難しい)状況」がほぼ確定しているのであれば、埋葬方法を吟味するのもひとつの手です。
つまり、最初の段階で、「お手入れが必要な(一般的な)霊園」を除外して考えるわけです。

その選択肢のひとつとして、「納骨堂」があります。
納骨堂は屋内にご遺骨を納めるかたちの埋葬方法をいいます。
土や雑草の種が入り込む余地がありませんから、当然雑草に悩まされることはありません。
また経年劣化もゆるやかであり、墓石の掃除などをしなくても長く美しい状態をキープすることができます。
恵まれた立地にあることも多く、「1年に1回、遠方からお参りにくる」などのようなときにも対応しやすいのが魅力です。
なお「やっぱり墓石がないと」と考える人は、「墓石の形の埋葬箇所を用意している」としている納骨堂を選ぶようにすれば問題ありません。

海洋葬などもおすすめです。
海洋葬は文字通り、海に埋葬する方法をいいます。
細かく砕いたお骨を海に撒くのです。
「手を合わせるシンボルがない」というデメリットはありますが、自然のなかで眠れること、墓石の手入れが必要ないことなどのメリットもあります。

「ずっとそばにいたい」「配偶者が亡くなったときに一緒に埋めてほしい」などの希望を持っているのならば、手元供養もおすすめです。
手元供養ならば墓を購入する必要がありませんし、費用も手間もかかりません。

このように、「墓石周りに生えてくる雑草」の対策はいろいろあります。
もちろん、このなかのどの選択肢が良い・悪いということはできません。
それぞれの死生観や希望の埋葬方法、住んでいる場所や自由になる時間によって、選ぶべき選択肢が変わってくるからです。
自分の家の雑草を気にするように、墓石周りの雑草にも気を付けていきたいものですね。

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