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建てる前に知っておきたい! お墓(墓地)のルールについて

お墓(墓地)を購入する前には、確認すべきことがたくさんあります。
それを守らないと、後々まで大きなトラブルになりかねません。
ここでは特に代表的なお墓(墓地)のルールについて解説していきます。

墓地(お墓)のルール

お墓(墓地)を建てる際にはまずは宗教・宗派を確かめて

お墓(墓地)を建てるときには、まずは宗教・宗派を確認しなければなりません。
これはお墓(墓地)選びのときの最も重要な項目です。
特に寺院墓地の場合は明確に決められていることが多いので、必ず確認してください。
基本的には寺院墓地の場合は、「在来仏教に限る」となっているところが多いといえます。
現在は寺院墓地の中にも、「生前の宗教・宗派は問わない」としているところも多くみられますが、この場合も、供養はその寺院のやり方で行われるのが一般的です(ほんのわずかですが、例外はあります)。

対して、民間が管理している霊園や公営の霊園の場合は、「宗教・宗派は問わない」としているところが基本です。
また樹木葬や海洋葬などのような葬儀形態の場合、そもそも宗教・宗派は問題になりません。

埋葬方法についてのルールも知っておこう

「お墓を継ぐのは長男あるいは長子でなければならない」と考えている人もいるかもしれませんが、このようなルールは存在しません。
お墓は誰が引き継いでも良いものです。
そのため、「近隣に住む子ども」が管理者になることが多いかと思われます。

また、埋葬に関しても、「〇日までに行わなければならない」というルールはありません。
そのため長く手元で供養しておき、心の整理がついたらお墓(墓地)に埋葬する……というやり方もできます。

土葬や水葬についても見ていきましょう。
日本では「火葬」を基本としています。
土葬も公衆衛生上の問題から難しいものですし、水葬は特段の事情(船舶にいるときに亡くなり、かつ港が非常に遠いなど)がない限りは認められていません。
キリスト教では「火葬はよくないこと」と考えられることが多いのですが、日本の場合はキリスト教徒であっても火葬で見送られます。

お墓の土地はだれのもの? 墓石と土地のルールについて

お墓と土地のルールについても見ていきましょう。
基本的に、「お墓」はそれを建てた人のものです。
ただし現在はレンタルの墓石も出ています。
10年なら10年、33年なら33年と期間を区切ってレンタルをし、その期間が過ぎれば返却する……というものです。

対して「墓地」は、その霊園の持ち物となります。永代使用料はあくまで「使用するための料金」であり、「墓地を買うための費用」ではありません。
永代使用料を払っていればその土地を使用し続けることはできますが、後継者がいなくなって連絡が取れなくなったり、お墓を移動させようとしたりした場合は、その土地が霊園の所有者にかえることになります。
このため、墓地を勝手に人に貸したり売ったりすることはできません。
このルールはかなり厳格なものですし、また勘違いしやすいものです。

お墓(墓地)の許容人数は何人まで?

「先祖代々のお墓」を継承している人の場合、「そもそも何人分のご遺骨を収めることができるのだろうか?」と疑問に思う人もいるのではないでしょうか。
これは明確な「ルール」とまではいえませんが、一般的なお墓の場合は、6~8人までを納められるようになっているケースが多いといえます(もっと大型のものもあります)。
このため、これをオーバーした場合は、

  • ・ご遺骨を小さくして、サイズの小さい骨壺に移す
  • ・共同供養墓(合葬墓・合祀墓)に移す
  • ・手元に引き取る
  • ・納骨室の一部の土になっている部分にご遺骨を埋める

などの方法をとることになります。

なお今回は「お墓の許容人数」を紹介していますが、納骨堂の場合は「〇人まで」などのルールを設定していることも多いかと思われます。
このため、納骨堂を使う場合は事前に確認が必要です。
樹木葬の場合は個別になっているプランもあれば、家族みんなで眠ることのできるプランもあります。
事前にプランを確認しておきましょう。

ペットも家族だから……ペットと一緒に眠ることはできるのか?

お墓(墓地)のルールのなかでもたびたび話題にあがるのが、「ペットと一緒に眠ることはできるのか」の問題です。

これについては、霊園の考え方が大きく影響してきます。
寺院墓地の場合、「動物は畜生である」という考え方に基づき、ペットと一緒に入ることはできない……としているところもあります。
例外はあるものの、かなり厳しいといえるでしょう。
しかし樹木葬の場合は、ペットと一緒に入ることのできるところの方が多い傾向にあります。
民間や公営の墓地の場合は明確に記されていないことも多いため、事前に一度確認しておくことをおすすめします。

お墓のデザインにルールはあるのか~霊園の考え方も確認しておきたい

基本的には、お墓のデザインは自由です。
ただし、「周りとの調和をとるため」ということで、墓石のデザインに制限がかかることもあります。
納骨堂(墓石タイプのプランを用意しているところもあります)や寺院墓地などの場合は、特にこの点については確認しておいた方がよいでしょう。
また、ガラス製の墓石を利用したい……などのようなケースの場合も、事前にその霊園のルールについて問い合わせをすることをおすすめします。
お墓は、故人にとって最後の居場所です。
そのため「故人が喜んでくれるお墓を建てたい」「故人らしいデザインにしたい」と考える人も多くみられます。
この「故人らしいお墓を建てること」を第一の条件とするのであれば、デザインに制限の出る霊園は候補から外す必要があるでしょう。

お墓(墓地)を建てる際には、多くの「確認すべき事項」があります。
法律によって定められているものもあれば、宗教・宗派の考えに基づくものもありますし、スペースの問題や霊園独自に設けたルールもあります。
ただいずれの場合であっても、これを無視してお墓(墓地)を建ててしまうと大きな問題になりかねません。
お墓(墓地)を決める前に、まずはルールをチェックし、わからない点は問い合わせるようにしてください。

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