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墓石のデザインの種類と、メリットデメリット~「好きなデザインの墓石」を手に入れるために

「墓石のデザインが多様化していっている」という話を耳にしたことのある人もいるのではないでしょうか。
自分が最後に眠る場所だからこそ、自分の好きなデザインのお墓を選びたいものです。
ただ同時に、残していく家族の気持ちも考えて墓石を選びたいと考える人の思いも理解して提案していく必要があると、当社では考えています。

ここではまずは墓石のデザインの種類を取り上げそれのメリット・デメリットを紹介するとともに、「好きなデザインの墓石を手に入れるための方法」について解説していきます。

墓石のデザイン

墓石のデザインの種類は3つに大別できる

まずは、墓石のデザインの種類を3つに大別して解説していきます。

1.和型墓石

もっともポピュラーな形の墓石です。
長方形の長い竿石が土台の上に置かれており、「南無妙法蓮華経」「〇〇家先祖代々之墓」などと文字が彫り込まれています。
また、塔のような形になっている墓石もあります。

日本全国で広くみられるものであり、非常にメジャーな形です。特段意識せずに「墓石」と言った場合は、多くの人がこの和型墓石をイメージすることでしょう。

2.洋型墓石

現在広まってきた形です。
レートの板を乗せたりオルガン形式になったりしている墓石であり、和型墓石とは対照的に横長になっていることが多いのが特徴です。
ただし日本における洋型墓石の場合、海外ではほとんど見られない「家紋」が彫り込まれていたりするなど、日本独自の文化が刻まれていることもあります。

基本的には「〇〇家先祖代々の墓」などのような彫りこみはみられません。
「心」「偲」などのようなみじかいことばが彫り込まれていることが多いといえます。
家の名前を入れる場合も、「〇〇家」などのように簡潔に記すことが多いといえます。

なお、寺院墓地であっても「洋型デザインの墓石を置いてはいけない」などと言われる可能性は極めて低いといえます。
ただ心配ならば、事前に一度確認しておくとよいでしょう。

3.オリジナルデザインの墓石

本人(家族)の希望に応じてまったく新しいデザインの墓石を組み立てるものです。
非常にバリエーションに富んでおり、同じものは2つとありません。
故人が愛したもの(ギターやピアノなど)の形に整形した墓石もあれば、四角形の墓石に故人の愛した言葉などを彫りこんだものもあります。

現在注目を浴びている墓石のデザインでもあります。

それぞれの墓石のデザインのメリット・デメリット

ここからは、それぞれの墓石のデザインのメリットとデメリットについて解説していきます。

1.和型墓石のメリットとデメリット

もっとも一般的でメジャーな形の墓石です。
寺院墓地などでは特によくなじみ、「墓石らしい墓石」「伝統の墓石」を考える人に広く受け入れられています。
選ぶ手間や打ち合わせの手間も少なくて済むのもメリットです。
また多くの人が「墓石と聞いたときに真っ先に思い浮かべる形」であるため、親族などから反対が出る可能性もほとんどありません。

ただどうしてもオリジナリティや個性に欠けるという問題があります。
また「〇〇家先祖代々之墓」と彫り込む場合、「家への帰属意識が強調されて嫌だ」と感じる人もいます。

2.洋型墓石のメリットとデメリット

柔らかい色の墓石を使っても不自然になりにくいこと、和型墓石に比べると個性が出せることが魅力です。
オリジナルデザインの墓石ほど個性は強くありませんが、その分受け入れやすい……という人もいることでしょう。

前述したように、洋型墓石は寺院墓地であっても置ける可能性が非常に高いといえます。
ただ、すべての寺院墓地が洋型墓石を歓迎しているわけではありません。
そのため事前の確認は必要になってきます。
また、「洋型墓石」はキリスト教を強く連想させるため、親族に敬虔な仏教徒がいる場合は反対が起きる可能性もあります。

3.オリジナルデザイン墓石のメリットとデメリット

「故人の(あるいは家族の)思いを最大限写し取ることのできる墓石である」「個性豊かであり、オリジナルティに富んだデザインの墓石である」「一目でその人の墓石とわかる」ことが、オリジナルデザイン墓石の最大のメリットだといえます。
「家のデザインを考えるように墓石のデザインを組み立てたい」と考える人にとっては、オリジナルデザイン墓石は非常に魅力的なものです。

ただし個性的なデザインであるため、親族などから反対される可能性は高くなるといえます。
また事前に霊園側に確認をとらなければいけません。
打ち合わせを重ねる必要もありますし、墓石の値段も総じて高くなる傾向にあります。

オリジナルデザイン墓石の導入について

3つの墓石のなかでもっとも多くの議論が必要なのは、恐らくオリジナルデザイン墓石でしょう。
特にギターやスマートフォンの形の墓石などは、親族から強い反対にあう可能性も否定しきれません。
また、「そもそもその形の墓石を作ることのできる石材店を、家族が探せるかどうか」も問題になってきます。
そのような場合はどうすればよいのでしょうか?

1.生前にお墓を購入する

「家族からも『自由にして良い』と言われている」という場合は、生前にお墓を購入するのも一つの手です。
自分の希望するオリジナルデザイン墓石を作ってくれる石材店を探し、早めに購入してしまうのです。
ここまですれば、家族が後から石材店を探す手間もいりませんし、経済的な面での負担も少なくなります。

2.デザインを再考する

オリジナルデザイン墓石を作ることに反対されている……という場合、強引に押し切るよりも「妥協点」「合意できる範囲」を探っていくことも検討してみてください。
例えば、「ギターやスマートフォンの形そのものの墓石は反対されている」ということであれば、「洋型の墓石にして、そこにギターやスマートフォンの画像を彫りこむ」などです。
「○○先祖代々之墓とされるのが嫌、でも家族は〇〇家の墓であることを明らかにしたいと言っている」などの場合は、「好きな単語+〇〇家と彫り込む」などです。

お墓はたしかに最後の住処ですが、ご家族と話し合い理解しあうことが「良いお墓作り」の基本となります。

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