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納骨堂の費用はいくらくらい? タイプ別で見る納骨堂の費用と特徴

「納骨堂」は、施設の中でご遺骨を祀っていくタイプの埋葬方法をいいます。
全天候型であり、天候に左右されずにお参りできるというメリットがあります。
また納骨堂の多くは交通の便が良いところにあるため、通いやすいのも魅力です。
バリアフリー化された施設も多くみられますから、年をとっても通いやすいでしょう。
反面、納骨堂は墓地とは異なり「〇時から〇時まで」などのように開いている時間が決まっています。
そのため、「夜に不安になったから、亡くなった母とお話をしたくなった」などのような理由で足を運ぶことはできません。
また、納骨堂にはいくつかの種類がありますが、その種類によっては、親族縁者からの理解が得にくいのもデメリットです。

納骨堂は、以下の5つのタイプに分類されます。

  1. ロッカー型
  2. 仏壇型
  3. 墓石型
  4. 可動型
  5. 位牌型

それぞれの特徴と費用についてみていきましょう。

納骨堂の費用

「納骨堂」と聞いてまず思い浮かぶのがこれ! ロッカー型

納骨堂はしばしば「お墓のマンション」などと呼ばれます。
この「お墓のマンション」という言葉は、ロッカー型や仏壇型を想定しているものだと思われます。

ロッカー型の場合、縦方向に3~4段程度でロッカーが並んでいます。
そこの中にご遺骨を収めるのです。
ロッカーにはカギがかかるようになっており、ほかの人のご遺骨と混ざることはありません。
ただし個別にお祈りする場所は設けられていないことが多く、「ロッカーの前に手を合わせるための祭壇が置いてある」としているところが多いといえます。
このため、「自分の家のお墓」という感覚はどうしても希薄になりがちです。

この方式の場合、20万円程度で利用できます。
ただし収容可能人数が多くなればそれだけ費用は加算されるため、一応予算は50万円程度とみておく方が安全です。
なお下の段は圧迫感があるため、費用も安く設定されがちです。

「手を合わせたい」と考えるのならば仏壇型

仏壇型もロッカー型と同じく、横にほかの人のご遺骨が収まるかたちになります。
しかし仏壇型の場合は、「上の段に仏壇、下の段にご遺骨を収める」というかたちになっていることが多く、圧迫感はありません。
また扉を開くと、仏様の象や善行、お花などが置かれており、手を合わせることができるようになっています。

名前の通り、「仏壇」として利用することができます。
「ロッカー式ではさすがに味気ない、でもそれほどお金はかけられない」と考えるお家に向いているかたちであり、30万円程度で利用することができます。
なお、「無宗教である」「仏教以外のほかの宗教を信仰している」という場合は扱いが少し難しくなりますから、契約前に運営・管理者側に、「仏教徒ではないのだが利用できるか」を聞いておいてください。

お金はかかるけれど、一般的な埋葬に近いかたちでお祈りができる「墓石型」

結論から言うと、この「墓石型」は、「経済的な都合でお墓を持てないから納骨堂を選ぶ」というご家庭にはあまり向いていません。
墓石型の場合は、費用が100万円ほどになるからです。
200万円程度かかることすらあります。

墓石型とは、名前の通り、墓石を置いて弔っていくかたちです。
一般的な「お墓」とほとんど変わらないかたちでの埋葬方法となるため、親族や家族からの反対が起きる可能性はほとんどないでしょう。
一般的なお墓と同じように手を合わせ、一般的なお墓と同じように向かい合い、一般的なお墓と同じようにお世話をしていくことができます。
ただし外にあるわけではありませんから、雨風による劣化はありません。室内でも経年劣化はしていきますが、その速度は外にあるときよりもずっとずっと緩やかです。
また鳥や虫による被害もありませんし、自然災害にも強く、ずっときれいなお墓を保ち続けることができます。
掃除も施設側の人がやってくれるため、簡単なお世話だけで良いのです。
もちろん納骨堂である以上、お参りができる時間には区切りがありますが、それでも抵抗感なく受け入れやすいかたちといえます。

この「墓石タイプ」は、「費用を浮かせたい人」よりも「お墓をいつまでもきれいに保っておきたい人」向けの選択肢だといえます。

可動式はかなり個性的! 自動搬送式と呼ばれることもある

納骨堂の埋葬方法のなかでもっとも個性的なのは、「可動式」と呼ばれるものです。
またこれは「自動搬送式」とも呼ばれます。

非常に新しいかたちの納骨方法です。
ロッカータイプにしろ仏壇タイプにしろ墓石タイプにしろ合葬タイプにしろ、ほかの納骨方法はいずれも「そこにご遺骨があること」は共通しています。
しかし可動式(自動搬送式)の場合は、「家族がIDカードなどを専用の機械にタッチすることで、故人のご遺骨が手元にまでベルトコンベアなどで運ばれてくる」という形式になっているのです。
手元にご遺骨が現れたら、その前で手を合わせてお祈りするかたちをとります。

ほかのご遺骨と混ざることがなく、静かにお参りができるのがメリットです。
費用は50~100万円程度でしょう。

簡素でありながらも故人と語らうこともできる~位牌型

位牌型の納骨堂は、

  • ・ご遺骨を一緒に置くことができるもの
  • ・ご遺骨は別のところに置いておくもの

の2つのパターンがあります。

納骨堂によってかたちが変わるのですが、このタイプの場合位牌のデザインは統一されており、自分たちで自由に選べないことが多いといえます。
位牌に手を合わせてお参りをしていくものであり、簡素でありながらも比較的ゆっくりと故人に向かい合うことができるかたちです。

費用はそれほど高くなく、30万円~80万円が相場です。

なおここでは、「個別に埋葬する方法」について取り上げてきましたが、実際には納骨堂でも「合葬」ができるところもあります初めから個別のお参りスペースを設けずにご遺骨をばらして合葬するタイプの場合、費用は50000円を切ることもあります。
「死んだあとの埋葬方法にはこだわりがない」「生きている家族の方で、遺産を有効に使ってほしい」などのような要望があるのであれば、このやり方を選んでもよいでしょう。

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