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お墓参りの時期や作法、持ち物は?

お墓参りは、お墓に眠る大切な人のことを想い、その想いを語りかけることのできる場所です。
お墓参りの時期と作法は宗教や宗派によって異なります。

お墓参りは一般的にお彼岸やお盆の時期に行きますが、その際の作法やマナー、最低限必要な持ち物などについて簡単に紹介していきます。

お墓参り 作法

お墓参りに適した時期とは?

お墓参りの意味とは

お墓参りとは、古代神話では「死者を祀ること」として、風習としては「死者と出会って、心いくまで会話をする」という意味を持っています。

お墓での供養によって、「ご先祖様が恩恵をもたらしてくれる」という考えも根付きました。
現代では、亡くなった方のご冥福をお祈りする時や、ご先祖様に結婚や出産など重大な出来事を報告する時などにお墓に行くことをいいます。

命日、お盆、お彼岸にお参りをする

お墓参りする時期は基本的には決まっていませんが、大きく分けて命日、お盆、お彼岸にお参りをすることが一般的です。

  • 命日のお参り
  • お盆のお参り
  • お彼岸のお参り
命日のお参り

命日とは故人が亡くなった日のことを指し、亡くなってから一年を一周忌としています。

また、亡くなった日にちを月命日と呼んでいます。
近しい方が亡くなった時は、月命日に自らお墓まで足を運んで、お墓参りをすることもあります。

お盆のお参り
お盆 墓参り

お盆は、死者が年に一度帰ってくるという信仰に基づき、各地でお墓参りを行ないます。
一般的に7月または8月の13日から4日間をお盆とし、お墓まで足を運びお墓参りをします。

僧侶を呼んで初盆や新盆の法要を行うこともあります。
また、迎え火や送り火を炊く風習の地域もあります。

お彼岸のお参り

春は春分の日を中日とした7日間、秋は秋分の日を中日とした7日間をお彼岸としています。
お彼岸の入り日にはお団子を、中日にはおはぎを、明けの日には、お団子をお墓に備えるのが一般的です。

お墓参りに適した時間

お墓参りはよく、午前中が良いとされています。
その理由としては、自分のすべての用事を済ませてからお墓参りするのではなく、一日の中でお墓参りを一番に優先することが祖先を大切に思う気持ちの表れとされているからです。

しかし、これは決まりではないので霊園や寺院の閉園時間や当日の混み状況を考えて、余裕を持ってお墓参りをするようにしましょう。

お墓参りに必要な作法、マナー

お墓詣り 掃除

一般的な手順としては、はじめに挨拶をします。
丁寧に故人に想いを伝えるような気持ちでお墓に向かって挨拶をしましょう。

次に、お墓の掃除をします。
墓石の周辺の雑草を抜いたり、枯葉を集めたりと、周りから綺麗にしましょう。
そしてお墓に水をかけてお墓を清め、柔らかい布などで軽く磨いて差し上げましょう。

次に、お供え物やお花を供えましょう。
持ってきたお供え物は、お墓に直に置くことはせずに新聞紙や半紙を敷き、綺麗に置きましょう。
お花は花立に綺麗な新しい水を入れてお供えします。

次に、お線香をあげます。
お線香の供え方については宗教宗派によって違いますので、自分の宗教にあった方法で行います。
火を消す時は、かならず手であおぐようにして消しましょう。
口で消すことは無作法とされていますので決して行ってはいけません。

次に、合掌です。
ここでは、故人と間柄の深い方から順に行います。
数珠があれば数珠をしっかりと持ち合掌します。
そして、最後に後片付けです。
出てしまったゴミはご自身で持ち帰り、来た時よりも綺麗な状態にして帰るようにしましょう。

お墓参りの服装・必要な持ち物

墓参り 持ち物

お墓参りに適した服装は?

お彼岸などの法要の場合は、遺族の方々は礼服が原則ですが、派手ではない平服でも可能です。
常識を超えるような派手な服装は、故人にとっても遺族にとっても失礼にあたるので、しっかりとした平服で臨みましょう。
しかし、地域によっては三回忌まで礼服という決まりがあるところもありますので、確認してからお墓参りをするのが良いです。

お墓参りに必要な持ち物とは

基本的なお墓参りの持ち物は、お線香、お供えする花、ろうそく、水、お供えの食べ物の五つです。
水は寺院や霊園にあることがほとんどなので、家から持っていく必要はありません。

また、お線香やろうそくなども、お墓の近くで購入できる場合が多いので事前に確認してみましょう。
お供えする食べ物は、以前は置いたままにする風習がありましたが、カラスが食べ散らかしたりしてお墓を汚してしまうので、今では持ち帰るのが一般的です。

お墓参りの基本的な知識を身につけて、お参りに行こう

墓参り 作法

お墓参りの時期や作法、マナーは宗教や宗派によって異なりますが、基本的に知っておくべきポイントをご紹介しました。
基本的な知識を身につけておくと、いざという時に助かりますし、恥ずかしい思いをしないですみます。

お墓参りをする際に何よりも一番大切なのは故人に対する気持ちです。
故人に対する感謝の気持ち、お参りするきちんとした姿勢を忘れずにお墓参りに行きましょう。

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