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お墓を建てるときの費用の内訳~費用を抑えてお墓を建てるためにはどうしたらよいのか

「お墓参り」は、ご先祖様とお話をする大切な行いです。
またお墓参りのときに墓石をきれいにすることで、ご先祖様にも気持ちよくお過ごしいただけます。
今回はこの「お墓参りのタイミング」と「お墓参りの作法」、そして「お墓参りの注意点」について取り上げます。

お墓の費用

お墓参りはいつ行っても構わない、法事・法要やお盆のときはみんなで足を運びたい

お墓参りは、基本的にはいつ行っても構わないものです。
「近所にお墓があるので、毎朝必ずお墓参りに行く」という人もいることでしょう。
ただ、「遠方に住んでいる」「なかなかお墓参りの時間がとれない」といった悩みを抱える人もいます。
この場合は、地元に戻ったときなどに足を運ぶとよいでしょう。

なお、法事・法要、お盆のときは、家族や親族と一緒にお墓参りに行くのが通例です。
特に新盆(初盆ともいわれる。
ご逝去後、初めて迎えるお盆のこと)はとても大切にされているので、このときには必ず足を運びましょう。
また、この法事・法要のタイミングでお墓のクリーニングを行う人も多くいます。
お墓のクリーニングを専門業者に頼むことで、美しいお墓で親族をお招きすることもできます。

屋外にある一般的な墓地の場合、訪れる時間には制限を設けていない場合が多いといえます。
しかし屋内にある納骨堂の場合、「〇時から〇時まで」などのように決められているため、屋外にある墓地ほどは自由にお墓参りを行うことができません。
ただ、屋内にご遺骨を納めた場合は、お墓の劣化などがほとんどありません。
そのため、お墓参りをする場合でも掃除を行う必要はあまりなく、いつでも快適に過ごせることでしょう。

お墓参りの作法について~その手順を紹介します

お墓参りの作法には、厳密な決まりがあるわけではありません。
「手を合わせること」「故人と語り合うこと」だけを目的として足を運ぶのであれば、お墓の前で手を合わせて心で話しかけるだけでも立派な「お墓参り」となります。

ただ、「久しぶりに行くのだからきちんとした手順でお墓参りをしたい」「お墓参りに何をすればよいのかの概要を知りたい」という人は、以下の手順で行うようにしてください。

1.お墓の前で手を合わせる

まずはお墓の前で手をあわせて、ご先祖様に挨拶をします。

2.掃除を始めます。まずは墓石の周りの掃き掃除を行います。

掃除を始めます。まずは墓石の周りの掃き掃除を行います。
落ち葉を掃き集め、一か所に集めましょう。

3.草むしりを行う

屋外の霊園の場合、雑草も生えてきます。
これをすべてきれいに抜き取ります。
軍手やカマがあると便利です。
また、場合によってはこの段階で剪定も行います。
なお、雑草の発生を抑制するためには、除草剤や玉砂利などが便利です。
ただし除草剤を使う場合は、墓石にかからないように注意してください。
むしった草は一か所に集めておきます。

4.墓石を洗う

墓石に水をかけ、洗っていきます。
必要に応じて洗剤を使います。
洗剤は必ず墓石用のものとし、それ以外のものは使用しないようにしてください。
墓石を購入した石材店に、「どんな洗剤がよいでしょうか」と聞くと間違いがありません。
力を入れてこすってしまうと墓石が傷つく可能性があるので、力は加減してください。

5.小物を洗う

線香立てや花瓶も洗います。

6.拭き上げを行う

墓石の拭き上げと小物の拭き上げを行います。
墓石に水分が残っていると水垢やカビの原因になりますし、線香立てがしっかりと拭かれていないと線香がしけってしまいます。
乾いた柔らかい布を使い、しっかりと拭き上げましょう。
ここまでで掃除は終わりです。

7.お供えをする

掃除が終わったらお供えをします。
線香を立て、お花を供えます。
食べ物を置いてもかまいませんが、これは後で回収します(後述します)。
ロウソクを使うことになるかと思われますが、ロウソクを消すときは手で消します。
息を吹きかけることはしません。

8.合掌をします

手を合わせて合掌を行います。
一般的なお墓参りの場合はあまり問われませんが、法事・法要、お盆のタイミングでお墓参りをする場合は、故人との関係が深かった人から行います。

9.お供え物を回収して片付けを行います

お供えした食べ物は回収します。
線香やお花はそのままで構いません。
掃除用具の片付けを行います。

10.撤収

ここまで終わったら、お墓参りも終わりです。
なお、法事・法要の場合は、この後に食事の席が設けられていることも多いといえます。

お墓参りのときの注意点

お墓参りを行うときにはいくつかの注意点があります。

食べ物はそのままにしておかない

食べ物を供えてそのままにしておくと、鳥や虫によって荒らされる可能性があります。
そのため現在は、どこの霊園でも、「食べ物は持って帰るように」と指導しています。
お供えをしてもよいのですが、お墓参りが終わった時点で持って帰りましょう。
「故人が好きだったものを置いておきたい」ということであれば、食べ物型のロウソクなどを利用しましょう。
お団子やお酒、缶詰など、さまざまな種類が出ています。
火をつけることでロウソクのロウが溶け、本当に故人が食べているように見えるのも魅力です。

掃除は自分の墓所だけ

親切心であっても、隣の墓所の掃除までを行うことはやめておきましょう。
お墓は、極めてプライベートなスペースです。
そのため、多くの人はほかの人に立ち入られるのを嫌います。
自分の墓所の周りだけを掃除するようにして、ほかのところには足を踏み入れないようにしてください。

打ち水はする? それともしない?

「お墓を清めるため」「故人に水を差し上げるため」という理由で、お墓に打ち水をする人もいます。
しかしこれは、「故人に冷や水を浴びせることに繋がる」「墓石が傷む」として嫌う人もいます。
このあたりに関しては、どちらが正解・不正解といえるものではありません。
地域によって考え方に違いもありますし、ご家族ごとによって考え方に違いも出てくるでしょう。
自分が婿(嫁)に来た立場なら、「この家は打ち水をするのかしないのか」をよく見ておくようにしましょう。

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