倉敷市でお墓なら赤沢石材

後悔のない「最後のお別れ」をするために~葬儀屋の選び方について

「自分たちの力だけで葬儀を行う」というかたちは、現在ではほとんどみられません。
病院で息を引き取る人が圧倒的に多くなった今、故人を安全に家にお連れすることは普通の車では事実上無理だからです。
このため、最初の、病院→安置場所への移動だけであっても、葬儀屋を利用することになります。
また葬儀の形態が複雑化している今、葬儀屋を介さないで葬儀を行うことは極めて難しいといえるでしょう。

「どこの葬儀屋に頼むか」は非常に重要な課題です。
ここで良くない(あるいは相性の悪い)葬儀屋に頼んでしまうと、後々まで後悔することになりかねません。
ここでは、「葬儀屋の選び方」について紹介していきます。

葬儀屋選び

理想的なのは、終活段階で葬儀屋を決めること

葬儀屋を決める段階は、大きく分けて2つあります。

  1. 生前、終活の段階で葬儀屋を決める
  2. 亡くなった後、家族が葬儀屋を決める

理想的なのは1の方です。
「自分自身が頼みたい葬儀屋」を選ぶことができますし、十分に話を聞いて精査していくことができます。
「自分の希望の葬儀を行ってくれる葬儀屋」を調べることができるのも魅力です。
また、早い段階で会員になっておくことで、亡くなった時にお見舞い金などを出してくる葬儀屋もあります。
加えて、葬儀屋同士を比較検討して決めていくことができるため、料金の面なども冷静に見比べることができます。
残された家族にとっても、忙しいなか、悲しみに沈んでいるなかで、葬儀屋を選ぶ手間を掛けなくて済むため、負担が少ないというメリットもあります。
ちなみに、「互助会に入っている」などの場合は、必ずその旨をエンディングノートに記すようにしてください。
また、事前に口頭でも申し伝えをしておくと安心です。

なお「生前契約」までしてもらえる葬儀屋もありますが、日本では「生前契約」までを行う確率はそれほど高くないとみられています。
エンディングノートに、「〇〇という葬儀屋に連絡をしてほしい」と書き留めておくだけでも良いでしょう。

終活をしていない、あるいは終活をしていても葬儀屋を決めるところまではいっていない、もしくはエンディングノートを家族が見つけられなかった……
などのようなケースでは、家族が葬儀屋を決める必要があります。
この手順は、迅速さが求められます。
病院で息を引き取った場合、長く霊安室を使うことはできません。
長くても数時間のうちには葬儀屋を決めて、故人を引き取らなければなりません。
このため、この段階で葬儀屋に連絡をする必要があります。
そして葬儀屋の車で故人をお連れし、家や葬儀式場などに安置することになるわけです。

多くの場合、このときに連絡した葬儀屋にそのまま依頼することになるでしょう。
ただし、「移動のときの態度が悪かった」「対応に不満があった」という場合は、ほかの葬儀屋を選ぶことができます。
この段階では契約に至っていないからです。

葬儀屋の選び方の5つのポイント

生前に葬儀屋を決める場合でも、亡くなった直後に葬儀屋を決める場合でも、以下の5つの点をよく見てください。

  1. JECIAやISO9901などの格付けなどを受けているか、歴史のある会社かどうか
  2. 葬祭ディレクターは何人いるか、また葬祭ディレクターの資格を持っている人間が担当者となるかどうか
  3. 費用の算出は明確であるかどうか
  4. 自分たちが求める葬儀を行えるかどうか
  5. 従業員の対応は満足ができるものかどうか

JECIAやISO9901などの格付けなどを受けているか、歴史のある会社かどうか

「JECIA」は、葬儀社格付け認定事業を行っている期間です。
また、ISO9901は、国際的な品質マネジメントシステムを指す言葉です。
これらの星・認定を受けている葬儀屋は、比較的信頼度が高いといえるでしょう。
また、「歴史の浅い葬儀屋は信用ができない」とまでは決して言えませんが、長い歴史のある葬儀屋は「長くそこの土地で葬儀屋をやっていけるだけの評価がある」ということです。
そのため、歴史の長さも判断材料のひとつとなります。

葬祭ディレクターは何人いるか、また葬祭ディレクターの資格を持っている人間が担当者となるかどうか

「葬祭ディレクター」とは、葬儀にまつわる知識や技能を持っている人に与えられる資格です。
受験資格はなかなか厳しく、1級の場合は5年以上(あるいは2級に合格してから2年以上)の葬祭実務経験がなければなりません。
2級の場合でも2年以上の実務経験が必要です(一部例外はあります)。
きちんとした葬儀屋の場合、「お客様の葬儀全般を取り仕切る責任者は、葬祭ディレクター1級の人間に限る」などとしています。
葬祭ディレクターの資格を持っているスタッフが何人いるのか、その人が担当者になってくれるかどうかを知ることは、葬儀屋選びのキーとなります。

費用の算出は明確であるかどうか

葬儀の費用の算出は、非常に難しいものです。
葬儀屋ごとで項目も異なりますから、見慣れない人は迷うことも多いといえます。
ただ、しっかりと明細が記載されているところは信頼がおけます。
また生前に決める場合は、比較検討をするとよいでしょう。

自分たちが求める葬儀を行えるかどうか

どれほど良い葬儀屋であっても、「どんな葬儀に対応できるか」は各業者で異なります。
多くの葬儀屋はできるかぎりご家族や故人の希望に寄り添おうとしますが、極めて自由度の高い葬儀を希望する場合は対応ができないこともあります。
このため、明確な「こんな葬儀にしてほしい」という希望があるのならば、事前に「このような葬儀はできるか」と確認するようにしたいものです。

従業員の対応は満足ができるものかどうか

「葬儀」は非常にセンシティブでデリケートなものです。
葬儀会社のスタッフの対応で傷ついたり、不愉快な思いをすることになったりしてしまえば、満足のいくお別れとはなりません。
そのため、葬儀会社のスタッフの対応をよく見ることは重要です。
接客態度はもちろんのこと、
「不明点を聞いたらすぐに答えてくれる(あるいは、判断ができないので調べてすぐに連絡すると答え、実際にきちんと連絡がくる)」
かどうかなどをしっかりと見ていきましょう。

葬儀屋は、大切な人とお別れする時間を助けてくれるパートナーのようなものです。
しっかりと選んでいきたいですね。

岡山県倉敷市の石材店の無料相談 岡山県倉敷市の石材店の資料請求
岡山県倉敷市の赤沢石材のお問い合わせ 岡山県倉敷市の赤沢石材の資料請求