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納骨とは?納骨の流れ、作法、時期など

亡くなった方はお墓に納めるというのが一般的ですが、遺骨を納めるまでの手続やマナーについて詳しく知っている人は少ないと思います。
今回は、納骨と納骨までの流れについてご紹介します。

納骨 流れ

納骨とは?

日本では火葬が一般的ですから、まず御遺体を火葬して遺骨を骨壷に納めます。
骨壷に遺骨を納めること、もしくは骨壷をお墓などに納めることを納骨と言いますが、大抵は後者を指していることが多いです。
骨壷を納める場所は、一般的なお墓から納骨堂や永代供養墓など様々な様式です。

納骨の時期

納骨の時期は、四十九日の法要に合わせて行うことが一般的です。
しかし、急な他界でお墓の準備ができていなかったり、故人と離れがたくて手元に遺骨を置いておきたかったりという場合もあると思います。

そのような場合は、百か日か一周忌に合わせて納骨をするのも良いでしょう。
どうしても気持ちの整理がつかないという時でも、遅くとも三回忌までには納骨を済ませておいた方が良いでしょう。

納骨の流れ

納骨 流れ 寺院

納骨をする時には、「納骨式」という法要を行います。
すでにお墓の準備ができている場合の、納骨式までの流れをご紹介します。

寺院に連絡

お寺にお墓をもっている場合は、僧侶に納骨式での読経を依頼します。
納骨式の日程が決まったら、まず僧侶の手配をしましょう。
無宗教などで読経せずに納骨だけ行う場合は、石材店に墓石の開閉だけを依頼することもできます。

石材店に連絡

石材店に墓石に刻む戒名や名前の彫刻を依頼しましょう。
納骨の日までに彫刻を済ませなければなりませんので、余裕をもったスケジュールでお願いしたほうが良いでしょう。
彫刻にはだいたい2~3週間ほど時間がかかります。

納骨式に必要なものを準備

お布施 納骨

納骨に必要な書類や、会食の手配を行いましょう。

埋葬許可証

納骨には埋葬許可証が必要となります。
火葬が終了したら火葬場で「火葬執行済みの印が押された火葬許可書」が発行されます。
これが埋葬許可証となりますので、納骨の日までなくさないように保管しておきます。
大抵の火葬場では骨壷を入れた箱に一緒に許可書を入れて渡してくれることが多いようです。

お布施

読経してもらった僧侶にはお布施をお渡しします。
相場はだいたい3~5万円となりますが、宗派によって相場が違いますので、ご自分の宗派の相場を確認しておきましょう。

また、四十九日の法要と一緒に納骨式を行う場合は、その分のお布施も必要になりますので注意しましょう。

会食の手配

納骨式の後に参列者で会食をする場合もあります。
参加者の人数を確認して、食事場所の手配を行います。
基本的には僧侶もお招きしますが、辞退された場合は、御膳代としてお車代と一緒にお渡しするのが良いでしょう。

お供え物やお線香

お花や、故人が好きだったお菓子やお酒をお供えできますので準備しておきましょう。

納骨式

納骨 服装

納骨式に参列するにあたって覚えておきたいマナーがありますので簡単にご紹介します。

服装

四十九日までに行われる納骨式は、基本的に喪服での参加になります。
お葬式などと同様に、男性であれば黒いスーツに黒ネクタイ、女性は黒のワンピースかスーツに黒のストッキング、黒のパンプスを着用します。

四十九日以降に行われる納骨式では平服でも問題はありませんが、明るい色合いはさけて暗めの色を選ぶようにしましょう。
親族の場合は、一周忌までに行われる納骨式には喪服での参加を求められることもあるので、確認が必要です。

お香典を用意

納骨式に参列する時にもお香典が必要です。
相場は5千円程度で、その後の会食に参加する場合は1万円程を包むのが良いでしょう。
注意が必要なのは香典の表書きの書き方です。

仏教の場合、四十九日を過ぎると故人は仏様になると考えられているので、四十九日までは「御霊前」と記入し、四十九日以降は「御仏前」と記入します。

手元供養とは?

手元供養

ここまで納骨の手順をご紹介してきましたが、納骨をしないという選択をする方も徐々に増えてきています。
遺骨を自宅に置いて供養することや、遺骨の一部を納骨せずにアクセサリーなどに加工して身につけておくことを手元供養と言います。

お墓が遠方にあってなかなかお参りできないとか、お墓を守っていく子孫がいないなどの理由でお墓離れが進んでいる昨今、手元供養はお墓にかわる供養の選択肢の一つとなりつつあります。

まとめ

納骨

お葬式に関わることは手続きにいろいろと手間がかかるというイメージがありますが、納骨についても同様に手続きや決めなければいけないこと、守らなくてはいけないマナーがあることが分かりました。

納骨式は故人をお墓に納める大切な儀式ですから、当日になって慌てることがないように事前の準備をしっかりと行い、当日は落ち着いて故人を供養してあげられるようにできると良いですね。

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