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墓地に納骨をするときの手順とかかる費用、納骨を行うタイミングについて

墓地(お墓)を購入して、そこに納骨をしようと考えた場合、気になってくるのは「タイミング」「やり方」「かかる費用」です。
ここではこの3つについて解説していきます。

なお、特段の記載がない場合は、

  • ・仏教(在来仏教)を信仰している
  • ・墓地は屋外にある
  • ・新しく買ったお墓である
  • ・法事や法要は、一般的なやり方をとる

という前提の元で行われる解説だと考えてください。

納骨の費用やタイミング

納骨をするタイミングは、四十九日法要や一周忌が一般的だが決まりはない

まず、「納骨を行うタイミング」について解説していきます。

納骨を行うタイミングは、基本的には「四十九日法要のとき」「一周忌法要のとき」が多いといえます。
法事・法要と一緒に納骨(納骨式)を行うのです。このようにすれば、納骨式を別日に営む必要がなくなります。

ただこれは、厳密な決まりがあるわけではありません。
法律によって「〇日以内に納骨をしなければならない」などと決められているわけではないので、実際にはいつ納骨をしても構わないのです。
たとえば、「気持ちの整理がついていないので、自分の気持ちに整理がつくまで手元供養をしていたい」「非常に可愛がっていた老齢のペットがいる。おそらくこのペットも長生きはしないだろうから、息を引き取ったときに一緒にお墓に入れてあげたい」などのように考えるのであれば、1年以上が経過した後でも手元で供養をしていても構わないわけです。
ちなみにキリスト教などの場合は、「四十九日」ではなく「三十日(あるいは三十一日)」を区切りとするため、このタイミングで納骨をすることもあります。

納骨のタイミングはいつでもよく、ご家族の気持ちに従って決めていけばよいのです。
特にこだわりがないのであれば(そしてお墓の竣工に問題がないのであれば)、四十日法要や一周忌のときに行えばよい、と考えるのが妥当です。

四十九日法要と納骨式を一緒に行うときの流れ

ここからは、「四十九日法要と納骨式を一緒に行うときの流れ」について解説していきます。
それぞれのご家庭で多少の違いはありますが、概ね以下のような手順で行われることが多いといえます。
なお今回解説しているのは、「当日の流れ」です。
実際にはこれに先がけて、参列をお願いする手紙(はがき)を出したり、お店を手配したり、寺院と日程の調整を行ったり……といった前段階の準備が必要となります。

1.四十九日法要を開始する。僧侶が入場する

会場に僧侶が入場し、四十九日法要が始まります。
会場は、自宅あるいは葬祭会館あるいは法要会館、もしくは寺院を選ぶことが多いといえます。

2.読経~焼香

僧侶による読経が行われます。
参列者は焼香を行います。
焼香の順番は葬儀のときと同じく、喪主→ご家族→ご親族→それ以外のご参列者(いる場合)・・・です。

3.法話

読経と焼香が終わると、僧侶の法話が行われます。
仏教の死生観を説くものが多いのですが、故人のお人柄などにふれることもあります。

4.喪主(施主)の挨拶

喪主(施主)が挨拶を行い、四十九日法要が終わります。
葬儀のときは葬儀会社のスタッフがとりまとめを行うのが一般的ですが、四十九日法要の場合は葬儀会社のスタッフは参加しないことも多いといえます。
このため、挨拶の跡に、「今から移動して納骨式を行う」などの案内を喪主(施主)自身が行うことになります。

5.墓地に向かって移動する

墓地に向かって移動します。
マイクロバスを借りて移動することもありますが、個々で移動することもあります。

6.喪主(施主)の挨拶

喪主(施主)が納骨式を執り行うことについての挨拶を行います。

7.お墓が開け、骨壺を納める

お墓を開けて、骨壺を納めます。
このときは、石材店のスタッフが立ち会うのが一般的です。

8.読経~焼香

僧侶による読経が行われます。
四十九日法要同様、親しい間柄、血のつながりが濃い人から焼香を行います。

9.お供え

お供え物を置きます。
ただし、鳥害・虫害を防ぐため、お花や線香以外のもの(特に飲食物)は、帰る際に引き上げるのが一般的です。

10.墓地~食事をとる場所へ移動

会食場所に移動します。

11.会食

故人を悼み、故人の思い出話をするために会食の席が設けられます。
このときも、喪主(施主)から簡単な挨拶が行われます。

12.閉会の挨拶~解散

2時間ほどの時間が経ったら、お開きとします。
喪主(施主)からの挨拶が行われ、解散します。
これにて、四十九日法要~納骨式が終了となります。

納骨式のときにかかるお金

四十九日法要と納骨式を一緒に行う場合にかかる費用を見ていきましょう。

【お布施】

宗派によって異なりますが、30000円~50000円程度が一般的です。

【石材店に支払うお金】

お墓は自分たちで開けることもできないわけではありませんが、安全に開けたい……ということであれば、石材店にご連絡いただく方が良いといえます。
作業費用としてお支払いいただく金額は、20000円~30000円程度です。

【食事の費用】

四十九日法要(納骨式)の跡に食事をとる場合、食事を出すための費用も工面しなければなりません。
1人あたり3000円~10000円程度が相場です。
現在は新型コロナウイルス(COVID-19)の影響もあり、「お弁当」というかたちで持って帰ってもらう場合もあります。
この場合は3000円程度で済むでしょう。また、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を考えて、食事をしないという選択肢をとるご家庭もあります。

【式場を借りる場合にかかるお金】

また、法要会館を借りる場合もお金がかかります。
これは法要会館の広さやサービス内容によって価格差が大きく、一概に「〇円である」とはいえません。
ただ、10万円~のところが比較的多いように思われます。
葬儀会社のなかには、「自社で法要会館を持っている」というところも多いものです。
自分たちが葬儀を行った葬儀会社の場合、事情や状況もよく知っていますから、彼らを頼ってもよいでしょう。

【お供え物と引き出物】

お供え物やお花などの費用も掛かりますが、これはそれほど高くはありません。
なお、四十九日法要・納骨式の後に引き出物をお渡しすることもありますが、これの相場は3000円~5000円といったところだと思われます。

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